さまざまな情報を丁寧に紐解き、最適解を導き出す
- 高橋 透一
- Toichi Takahashi
2016年入社
営業1部 営業1課
営業1部では法人向けの保険を担当。
本社では関東、北陸を営業範囲としている。
仕事内容・ミッション
鹿島建設の開発案件や管理財物に対して、火災保険・賠償保険など各種損害保険の保全・提案を行っています。開発案件では、新しい建物内の家財、什器、備品など個別に新たな保険を手当する必要があり、さらに建物の構造や住所によっても内容が変わってくるため、さまざまな情報を丁寧に紐解きながら最適な提案につなげることが求められます。また、工事現場での事故に対して損害を補償する工事保険というのもあり、大型工事では損害金額も億単位になるなど、大きな責任も伴います。私自身はまだ経験はなく、これから工事保険にも取り組んでいくところです。
求められるスキル
この仕事では、自分の提案をお客さまに納得してもらうための対話力や誘導力が大きく求められます。それを強く感じたのは、建物の改修案件のときのこと。収容品の保険を見直すことになったのですが、収容品リストの中に「エアコン」が含まれていたのです。エアコンは建物と所有者が同じであれば、火災保険上では建物扱いになるので、収容品の火災保険とは別にしなければなりません。ですが、「エアコン」自体は、建物を管理する部署の管轄ではなく、収容品を管理する部署のもの。管理実態と保険の区分が異なることで、部署間でのさまざまな調整が必要となりました。そこで私が間に立ち、どういう形での保険契約がベストか、双方に提案することに。立場の違う方々に納得してもらうことの難しさを実感し、もっとスキルを向上させなければと強く感じました。
かたばみへの決め手
就職活動時は、金融業界などいろいろな企業を見ていくなかで、保険業界に絞っていきました。保険に興味を持ったのは、保険を通じてお客さまと深い話ができそうだなと思ったからです。そうして保険業界、保険代理店を調べていくなかで、かたばみを知りました。いざ会社に来てみると、全体の雰囲気が自分に合っているなと感じ、また離職率が低いということも聞け、ここなら無理をせず自分らしく働けそうだと思いました。さらに、工事保険など他ではあまり聞かない保険も手がけられることにも魅力を感じ、志望しました。
今後の目標
入社から約6年間、個人向けの損害保険を担当してから、営業1部に異動になりました。この部署では、工事保険を手がけて多くの知識やスキルを身につけた後に、PFI事業を手がけたいと考えています。PFI事業とは、公共施設の維持管理・運営を民間企業が担うというもの。膨大な量の契約書を読み込んで、そこから必要な保険を自分で考えて提案することが求められ、一つの案件で多くの保険提案を行います。さらに、提案までの期日も長くないといった難しさもあります。ですが、これを一人でできるようになれば、ビジネスマンとしても非常に大きな成長となるでしょう。周囲のサポートも受けながら、一つずつ覚えて成長し、チームに貢献していきたいと思います。
お客さまに喜んでもらうために、もっと多くの知識を
- 伊藤 由佳
- Yuka Ito
2022年入社
営業2部 営業1課
個人向けの保険を取り扱うのが営業2部。
なかでも営業1課は損保を担当している。
仕事内容・ミッション
鹿島グループで自動車保険をすでに契約いただいている方を対象に、満期管理、保全を担当しています。満期を迎える方に必要な書類を郵送してご案内するのが主な仕事ですが、ときには直接電話して、割引率に影響のある免許証の色や同居の方の状況に変化はないかなど、ヒアリングすることもあります。また、商品の内容も毎年さまざまな改定が入るので、そのたびに新たなことを覚え、お客さまにしっかりと伝えていきます。このほか、書類作成に関しての保険会社とのやりとりやシステム入力など、周囲と助け合いながらさまざまな仕事を手がけています。
求められるスキル
あるお客さまとの会話で、「今度、息子が就職するんだよね」という話をされたとき、「別居になる場合は、保険料が安くなるので教えてくださいね」とお伝えしました。このように、他愛もない会話から状況を汲み取って話をつなげるスキルが大事だと、日々感じています。また、相手の立場に立って分かりやすく伝えることも重要です。たとえば「新車特約」など、その言葉のまま伝えては意味が分かりづらい用語が、保険には多くあります。そのため、「修理代が50%以上になった際に新しい車に買い替えることができるもの」など、分かりやすい言い回しに変えて伝えることを意識しています。そして商品案内のチラシを送る際にも、特約や補償プランの「ここを見てほしい」という箇所に印をつけて送付。届くタイミングで電話して、一緒にチラシを見ながら話すようにしています。
かたばみへの決め手
私は元々人と接することが好きなので、接客業をやりたいと考えていました。そして、母親が生保の営業をしていたことから、人と接する仕事の延長で保険もいいなと思ったことが志望のきっかけです。同時に、保険を知ることは将来の自分のためにもなると考えていました。かたばみがいいなと思ったのは、アットホームな雰囲気で話しやすい人が多いと感じられたことです。入社前は保険をまったく知らないので不安だらけで、実際、入社後は用語など覚えることが多く最初は大変でした。ですが、相談しやすい方が多いので、一つずつ着実に覚えていくことができました。
今後の目標
定年などで退職される方に対して、まだ精算が残っている保険料を計算して書類を送付することがあるのですが、その際に傷害保険についても触れることがあります。傷害保険の書類作成は自動車保険とは内容も手法もまったく異なり、いまの私ではまだ対応できません。ですが、周囲の先輩方は自動車保険以外の保険も対応できるので、皆さんのように私もなりたいと思います。そのため、まずは傷害保険の業務を覚えていくことが次の目標です。また、損保大学やFPなどの資格取得を目指し勉強中です。資格の勉強を通じ、新しい知識の習得に努めています。
最適な保険提案のために、認知度を上げる企画に日々奮闘
- 加藤 佑典
- Yusuke Kato
2007年入社
営業2部 営業2課 課長代理
個人向けの保険を取り扱う営業2部において、
営業2課は生保を担当している。
仕事内容・ミッション
鹿島グループで働く方に対して、さまざまな生命保険商品のなかから最適なプランを提案するのが私のミッション。主な集客手法は、鹿島グループの社員専用サイトへの広告掲載で、そこからの問い合わせなどに対応する反響営業のスタイルをとっています。いちばんの難しさは、どんなアプローチだと集客ができるか考えること。チームの皆で話し合いながら企画するとともに、他の集客手段も同時に検討していきます。また、この仕事では一人の人間としていかに信用を得るかが重要ですが、同じグループ社員同士なので、はじめから話しやすいという利点もあります。
求められるスキル
集客のための企画力や、お客さまに分かりやすく伝える提案力が重要です。そして、最適な保障プランを提案するためにも、お客さまの話をしっかり聞き出して現状を正しく理解するスキルも求められます。以前、ある60代半ばのお客さまの保険の見直し提案を行ったことがありました。元々の狙いは保険料を安くしたいというご要望に応えることですが、お客さまの年齢を考えると、がんのリスクも高くなっていきます。さまざまな話をした結果、がんの保障はちゃんと組んでおいた方がいいとご提案し、その内容でご契約いただきました。それから一年ほど経った頃、その方ががんになられたと連絡がありました。入院・手術のおかげで、いまでは普通に生活されており、当時の提案に対し感謝の言葉をいただくことができ、本当に良かったです。
かたばみへの決め手
社会で必要とされる仕事、生活する上でなくてはならない仕事を手がけたいというのが、私の就職活動での軸でした。そこで、はじめは小売など幅広く見ていましたが、裾野が広い金融がいいなと考え、銀行や信金などを中心に見るように。そして、父親が働いていたことから鹿島グループに元々馴染みがあったため、そのなかで金融を手がけるかたばみを受けてみようと考えたのです。説明会や選考を通じて出会った採用担当の方の人柄に惹かれ、さらにアットホームな雰囲気が自分に合うと感じ、入社を決めました。
今後の目標
鹿島グループ内で、日々使う自動車の保険など損保においては、かたばみは広く認知されています。ですが、生保の認知度についてはまだまだ課題だと感じています。私たちの究極の目標は、グループ内での生保の認知度100%です。それを目指すためには、もっと自分たちのことを知ってもらうための企画力が必要なので、マーケティング的なスキルも身につけていきたいと考えています。私たちのチームは少人数なので、営業だけやればいいということではありません。その分、さまざまな業務を手がけられることは楽しみでもあると感じています。
保険、法律、ITなど多様な知識を深め、保険本部を支える
- 大杉 享史
- Takahito Osugi
2020年入社
業務部 業務課
内部監査やITインフラの整備にも関わるなど、
営業の各種サポートに尽力している。
仕事内容・ミッション
業務部での仕事は、非常に多岐にわたります。私が担当しているものでも、お客さまから受領した保険料の仕分けや入金対応、申込書に不備がないかのチェックや保険会社への書類送付、社内ITインフラの整備など、実にさまざまです。特に、申込書のチェックは最後に業務部が行うことになっており、社内の「最後の砦」としての責務もあります。さらに、年に一回、業務部が主体となって全国の営業所も含めた内部監査も行っています。営業社員へのヒアリングや、ロールプレイングを通じて適切な募集活動ができているかをチェックしていきます。
求められるスキル
内部監査は金融庁目線で行う必要があるため、保険業法のルールが理解できていないといけません。そして、ロールプレイングの際には営業社員と同じくらいの保険商品の知識が必要となるため、事前に多くのことを覚えておく必要があります。また、日々の業務に目を向けると、普段使う保険会社独自のサイトやシステムの円滑な運用のために、ある程度のIT知識も必要となります。ITに関して、私自身は最初はまったく知識がなかったので、先輩がやっているのを見ながら一から覚えていきました。システムは独自構築しているもので、法改正や保険料率の変更があった際に修正するなど、その時々の変化に合わせた機能追加や定期的なメンテナンスが必要です。システム開発会社の担当者とうまく連携していくためにも、社会の変化や商品の変化全般を俯瞰しながら、最適なシステムの要件を定義するスキルも求められます。
かたばみへの決め手
学内の説明会でさまざまな企業の話を聞くなかで、「困っている人を助けるためのもの」「生保はラストラブレター」など保険業界はいいことを言うなあと思ったことが、最初のきっかけでした。そこからいろいろ調べるうちに保険代理店の存在を知り、かたばみに辿り着いたのです。役員面接のとき、高圧的な感じがあるかもと緊張して臨んだのですが、皆さんとてもやさしく、終始和やかに進んだのが強く印象に残り、入社を決めました。入社後もその印象は変わらず、年次関係なく気さくに話しやすい風土があると日々感じています。
今後の目標
保険契約管理システムや、保険会社ごとの代理店専用サイトを円滑に運用していくために、IT知識をもっと身につけていくことが目標です。業務部の先輩は、システムの開発を主導していたり、PCの不具合の原因を即座に突き止めたり、さらにはグループ全体での保険料の給与天引きの計算を合わせる作業など、いまの自分ではまったく分からない仕事を多く手がけています。いずれは、私もこれらの業務を手がけていかなければならないため、その準備のためにも、まずはIT知識をと考えています。励まし合い支え合う風土のなかで、頑張っていきたいです。